天に翻弄されながらも、ただひたすらに生き抜いた。
異なる民族の使命が交錯し、血胤の宿命を背負う。
これは、語り部のいない古の調べ
■壮大な幻想ハイファンタジー
架空の民族&国を舞台に描かれる、幻想ハイファンタジー。
人間、仙虹、聖獣、妖魔……と、種族を越えた壮大で神秘的なストーリーをご用意しております。
恋愛はもちろんのこと、友情、裏切り、協力、真実、使命――など、
各キャラクターが抱える葛藤を共に歩んでみてください。
■極上艶ロマンス
命を懸けて、血胤を繋ぐ。
それは惹かれ合い、想いが重なったら自然と訪れる情愛の証。花を散らし、切なくも狂おしく溺れていく――。
ロマンス表現が得意なスタッフ陣による、艶やかで深い――キスのその先へ。
本作の世界観だからこそ必然な恋愛・婚姻観に、心震わせてください。
■美麗なイラストの数々
蓮本リョウによる、美麗なイラストの数々が、本作を盛り上げます。
キャラクターたちの感情の機微を、余すことなく表現したスチルにも、ご注目ください。
■あらすじ
舞台となるのは、人と仙と聖獣とが息づく世界――
栄華を極める月下ノ国の辺境には、二つの民族が息づいていた。
人の踏み入れぬ雪山で生き抜く白狼族。
――そして、茉莉花の咲く秘境に暮らすマツリカ族。
「けして連れ出してはならない花の咲く、炎に嫌われた秘境、か」
マツリカ族の少女は、今日も蛍に歌を捧げる。
瞳に“炯眼”を宿した彼女こそ、一族の命を繋ぐ“火”をもたらす者――宝玉鑑定士。
景星節で彼女が成人を迎える時、全ての因果は巡りだす。
傷つきながらも生き続ける人がいた。
誇りと尊厳を守る為に奪われた命があった。
彼らの意志を裏切って繋がれた使命があった。
「私は、お前を忘れない。この身が朽ちて果てようとも」
禍福の風が吹き荒れて、古の調べが重なり合う。
けして手折ってはならぬ秘境の花。彼女を連れ去ったのは、誰か。
血胤を受け継いだ者たちの、異なる使命が動き出す。
これは、正史に名を残さぬ者たちの物語――
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