永遠は、あるよ
本作『ONE.』は、1998年5月に株式会社ネクストンのブランド「Tactics」から
WindowsR専用ソフトとしてリリースされた『ONE 〜輝く季節へ〜』をリファインした新作タイトルです。
『ONE 〜輝く季節へ〜』は、アドベンチャーゲームに「泣きゲー」というジャンルを開拓し、
数々のクリエイターやシナリオライターに多大な影響を与えた、今なお伝説として語り継がれるゲームです。
「えいえんはあるよ」
本作を代表するこのセリフが、数多くのユーザーの頬を涙で濡らしてきました。
そんな『ONE 〜輝く季節へ〜』が、株式会社ネクストン創設30周年記念タイトルとして、
オリジナル版と同じ原画家「樋上いたる」先生が描く新たなイラストと最新のグラフィックによって、
シリーズ集大成を表すピリオド「.」を付けた新生タイトル『ONE.』としてこの冬、登場します。
■ONE. ストーリー
この世界に繋ぎ止めていてくれるもの
1998年、冬。
普通の学生であったオレの中に、不意にもうひとつの世界が生まれる。
それはしんしんと積もる雪のように、ゆっくりと日常を埋(うず)めてゆく。
そのときになって初めて、気づいたこと。
繰り返す日常の中にある変わりないもの。
いつでもそこにある見慣れた風景。
好きだったことさえ気づかなかった、大好きな人の温もり。
すべてが自分をこの世界に繋ぎ止めていてくれるものとして存在している。
その絆を、そして大切な人を、初めて求めようとした瞬間だった。
時は巡り、やがて季節は陽光に輝きだす。
そのときオレはどんな世界に立ち、そして誰がこの手を握ってくれているのだろうか。
http://nexton-net.jp/nexton30th/